劇場の文化

 

梅蘭芳大劇院

 

 




 

京劇の名優・梅蘭芳にちなみ命名された「梅蘭芳大劇院」は西二環路の官園橋付近にある。劇場には1035席が設けられ、客席は3階に分かれており2階部分にVIP用の個室(5室)が設置されている。舞台は音響効果を考慮して設計され、京劇、話劇(新劇)、ミュージカル、バレエ、音楽コンサートなどを開くことができる。

<メモ>地下鉄2号線の車公荘駅で下車し、Bの出口から出る。電話番号:010-58331288

 

国家大劇院



中国国家大劇院の外観

 



中国国家大劇院のコンサートボール

 

タマゴの形をしたドーム型の中国国家大劇院は、北京のメーンストリート、長安街の中で非常に目立つ存在である。

長安街に国家大劇院を建てる構想は、1950年代に始まったが、資金難のため、2001年にやっと着工され、2007年に完成した。

フランスの建築家ポール・アンドリューがデザインした国家大劇院は、建物の屋根が半楕円形をなしており、柔らかな色調の、光沢のあるチタン合金で覆われている。メーンビルの周囲は3万5500平米の人工湖で囲まれており、大劇院はまるで、天から降りてきたタマゴが水面に浮んでいるように見える。

大劇院の中には、オぺラ劇場とコンサートホール、劇場がある。この三つは完全に独立し、空中回廊によってつながっていて、公演ホールから入る。公演ホールに行くには、長さ80メートルの水面下の通路を通らなければならない。

大劇院は2007年12月、こけら落としの公演が行なわれたのに続いて、100余日の「国際公演シーズン」が挙行された。観客は延べ約35万人。2008年4月15日から9月21日までは、第2シーズンの「オリンピック公演シーズン」が行なわれる。多くの国内外の団体による135の古典的な演目が299回にわたって公演される。

<メモ> ☆国家大劇院に行くには、路線バス1、4、5、10、20、22、37、47、52、726、728、802路に乗り、天安門西駅で下車。 ☆地下鉄で行くなら、1号線天安門西駅で下車し、Cの出口から出る。電話番号:010-51664511

 

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