お茶を買うには<中国の銘茶茶文化

お茶の老舗・呉裕泰茶荘

 

呉裕泰茶荘は清代の光緒13年(1887年)に創業された。

呉氏茶荘の茶葉は安徽省、浙江省、福建省などの産地から直接仕入れている。更に福州、蘇州などに人を派遣して、年代物育ちのジャスミン茶を水、陸運で北京へ運び、色々なランクのジャスミン茶を作っている。上は高官から下は一般市民まで、色々な職業の人々が、お茶を味わったり友人と会ったりする際に、呉氏茶荘の茶葉は欠かせないものとなっている。

 

お茶の老舗・張一元茶荘

 

 

張一元茶荘は、張文卿が清代の光緒34年(1910年)に前門外の観音寺で開いた。張文卿は安徽省歙県定潭村の人である。北京に見習い奉公にやってきて、後に大柵欄張一元茶荘を始めた。彼は1925年に福州に茶畑を作り、茶葉を加工した。質の良さが保証され、コストも下がった。客への対応もよく、茶葉の量も十分で、値段は安いので、商売繁盛しその名は北京中に知れ渡った。 1990年、北京が第十一回アジア大会を開催していた時、その名を慕って茶葉を買いに来るアジアオリンピック理事会員や各国の選手は後を絶たなかった。1992年、張一元茶荘をメインとして張一元茶叶公司が成立した。

 

馬連道茶葉街

 

長さ1500メートルの通りに、約百軒の茶を売る店と5軒の茶館が軒を並べている。浙江や福建、安徽、雲南、貴州など全国の主要生産地のお茶が集結。年間売上高は100億元と、全国の総売上高の10%を占める。華北地区最大のお茶の集散地だ。

 

「チャイナネット」2008年11月10日